半年でKagglerになる文系ビジネスマン

マーケティングの観点から人の本質がわかるブログ。

その企業、賞味期限切れ近いですよ?就活生に知ってほしいこと

 

 

今私たちが生きる社会は変化が激しい。

かつて日本の経済を牽引した製造業は苦境に立たされているし、ほんの少し前まで就活人気ランキング!(笑)で常に上位にいた金融業すら規模を保てない状態だ。

 

イケてる企業・イケてる人材

なぜ日本の企業がこれほどイケてない状態に陥り始めたのか?第一に、日本に限らず企業寿命というものが短くなってきている点が挙げられるでしょう。テクノロジーのものすごい変化により、産業構造そのものが長続きすることが当たり前では無くなってきている。企業寿命30年説といわれる昨今の世の中で、会社の存続を前提としたキャリア意識は極めて危険だと思う。

人生100年時代」といわれる中で、企業の寿命が短命化しているのならば、労働人生の中で1つの会社にぶら下がること自体がリスク。

*1スキルの賞味期限は短い 人材力を高めよ

 

「AI」 vs 「ヒト」は本当か?

そして2つ目に、個人のスキルの陳腐化。これはかなりクリティカルな問題で、AIやロボティックスの発展によってホワイトカラーの業務は人がやらなくてもよくなってきた。特にAIの得意分野とする「ロジック」×「知識」の分野は今のままでは極めて代替可能性が高いでしょう。士(さむらい)業と言われている会計士・弁護士など取得が難しいスキルほど代替可能性が高まってくるわけです。

「AI」vs「ヒト」として描かれることが多いですが、実際には「AIを扱える人」vs「そうでない人」という構図になると思います。

*2AIがアメリカ弁護士界にもたらしたイノヴェーション – BOT LABO

 

人生100年時代の「キャリア」とはなにか?

こうした視点で世の中を見てみると、いかに今後のキャリア形成が大事になってくるかがわかるだろう。1つの組織で人生が支えられる時代は終わり、個人の能力で生きる必要が高まる中では、これまでのキャリア意識は通用しない。

キャリアステップを考える上で大事なのは「自分の能力を伸ばせるか?」であり、「人材に投資をしてくれる会社」「スキルを伸ばせる会社」といった観点で重要になってくる。冒頭にも紹介した「就活偏差値(笑)」なんてどうでもよくなってくる。

就活生は今の時間軸だけではなく、自分の歩みたいキャリア、実現したい人生像などを創造しながら、過去の経験だけではない「未来視点の就活軸」も考えてみてはいかがだろうか?

ロジカルな就活をしよう。

 

ventureman.hatenablog.com

ventureman.hatenablog.com

*1:参考

*2:参考