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マーケティングの観点から人の本質がわかるブログ。

【保存版】Googleの成功を支えるOKR!勝てる事業戦略の描き方

 

 

事業戦略において欠けてはならない3つの視点

「チーム全体で役割を決めて動いているのにまとまりがない」

「頑張っているのに成果として認められていない」

「行き詰まってどこを目指せば良いか分からない」

この様な状態は全て組織の①現実認識の低さ②戦略不足③ゴール設定ミスにあると考えられます。

事業成長の鍵はOKR/KGI/KPI

事業や組織が成長し続ける為には、自分たちが何を・どう・どこまで目指すのかが定まっていなければなりません。

例えばラーメン屋さんの売り上げを上げるとしましょう。売り上げを上げる為には「出店数を増やせば良い」「麺の単価を上げるべきだ」「スープの種類にこだわったほうがいい」など、人によってゴールの設定の仕方とそのアプローチは異なってくるでしょう。

目的も分からず活動していた、とあるマーケティング部門

働いていた会社のマーケティング部門では、商品を市場にアピールする為にありとあらゆるチャネルを使い、様々な手法を用いてPRに乗り出していました。

しかし、成果は全く見えず、チームメンバーですら自分たちが何を目指しているのか疑問を抱いている状態が1年近く続いていました

“君は何をしているのか?”に答えられないメンバー

各メンバーは商品を売り出すため、写真や文章などに事細かくこだわり続けていました。しかし実際にメンバーにヒアリングをしてみたところ、メンバーの一人一人は、自分たちが何を誰に対して、どういう目的で発信しているのか分かっていませんでした。

更に、強みのソーシャルマーケティング領域においても何をゴールとしているのかが共有理解されておらず、ゴール達成に向けた戦略ストーリーが全くありませんでした。

必要なのは仕事における"自己認知"

戦略を定める上で必要なのが、自分(もしくは自分の部署)は、会社のビジネスにおいてどのような位置にいるのか・いるべきなのかという自己認知力です。

この時に参考にすべき指標が、会社のゴールを決める"OKR"(Objective and Key Results)です。会社がどういう方向で、どの市場で、どのくらいの売り上げを狙っているのか、分からなければ自分たアチの部署の戦略は描けませんよね。

例えば人材会社であれば、顧客となるのは"求職者"と"採用に困っている企業"でしょう。それに対して営業部・キャリアコンサルタントマーケティング部がどういう位置づけにいるのか、認識しておく必要があります。

マーケティング部のサイドから考えると、まずターゲットは"求職者"と"採用に困っている企業"で分けて考えなければなりません。そのうえで会社目標の売上数値に対して、自分たちがどのくらいのターゲットを契約に結び付ける手助けをしなければならないのか、またそのためにはどのくらいのターゲットにアプローチしなければならないのか逆算して考えるわけです(組織の状態によっては変わります)。この考え方が"KGI"(Key Goal Indicator)、つまりOKRから逆算して生み出した部署目標のことです。

このように、自己認知ができて初めて自分たちの役割や価値を見出すことが出来るのです。

具体的な戦略を描くー戦略と目標設定ー

自己認知が出来たら次は成果を出すための戦略と目標設定です。

OKRに従って定めたKGIを実現するための戦略と、その戦略を実現するための細かい指標づくりが必要になります。この考え方が"KPI"(Key Performance Indicator)です。KPIはKGIを達成するための戦略の中間達成度を測るための指標です。

例をあげます。

あなたがラーメン屋の店主で、ラーメンの売り上げを伸ばしたいとします。従業員の中には「ラーメンの種類を増やすべきだ。」「席を増やしたらいいのではないか?」「他単価の高いラーメンで勝負しよう!」といった、各々観点の異なる意見が飛び交うでしょう。このような状態では、組織として統一した意思決定が出来ず、成果は上げられません。

KPIの考え方は、「ラーメンの売り上げを伸ばしたい」というお題を要素分解し、アプローチすべき方向性を定めることです。

売上=単価×客数

このように売り上げを要素分解しそれぞれに対して戦略を立てることで、組織が「何のどこにアプローチしているのか」が統一されます。

まとめ

OKR/KGI/KPIは高い生産性を発揮するために必要な指標であり、これ抜きでは競争の激しい社会で勝ち抜けません。今一度、自分の組織に"自己認知"の視点でメスを入れてみてはいかがでしょうか。

参考になる本

 

 

 

 

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